私の子育て応援マンパワー紹介①ホームスタート小金井
さてjunの子育て応援マンパワー紹介第1弾です。
ホームスタートというサービスを聞いたことはありますか?
週に1回2時間無料で、ボランティアによる訪問型の子育て支援サービスが受けられるのです。
家事を代行したり、母子が分離する託児ではなく、
母子に同伴し寄り添う形で個々のニーズにあった支援をしてくれます。
イギリス発祥で世界各国で取り入れられており日本でも複数地域で活動が行われています。
私は以前やっていたパルシステム生協の「のんびる」という有料機関紙を購読していた時期があり、
それに掲載されていたホームスタート制度の利用者ではなく提供者の養成講座の告知をみて、
八王子から一番近いと思われる小金井の団体にお電話をしました。
なんとなくパルシステムの紹介する団体なら、大丈夫だろうと思ったのです。
当時、3.11の余震も続く4月で、私たち親子は計画停電や原発事故の不安で情報が錯綜し
それまでのほぼ1日外に出て友達と遊んで日々母子密着生活を乗り切るというスタイルを変えざるをえなくなり、
でも家の中に閉じこもるのが不可能で、行き場もなく、途方にくれました。
初めての子育ての迷いにくわえて、未曾有の事態で、落ち込みやすい私は完全に混乱状態になりました。
周囲の友達はそれぞれ実家に帰ったり、持ち前の根性を発揮したりとなんとかがんばっています。
私は自分がなにをすべきなのかの整理も満足にできず、ただただ孤独で不安な日々でした。
誰かたすけて・・・。
というときにホームスタートの告知を発見したのです。わらをもつかむ思いでした。
まだ小金井の団体の活動は準備段階だったというのに、代表の高橋さんは突然の電話にこころよく対応してくださり、
オーガナイザーとして迅速に訪問の手続きを進めてくれました。
つまり、はからずもホームスタート小金井の第1回の利用者となったわけです。
詳しい内容は今週(2013.2・9)のこがねいコンパスのホームスタート小金井代表高橋雅栄さんのインタビュー記事をどうぞ。
本当に子育て支援に対して熱くて、素敵で、卓越したバランス感覚と行動力があり子育て不安を抱えるママたちの信頼に足る方です!
私の憧れの一人。
以下インタビューのURL
週に2時間、だけど、自分と娘に会いに来てくれる人がいる、というのはその時の私にとっては大きな支えでした。
もちろん、支援の内容が限られているので即効劇的に楽になるわけではありませんが、
先輩の目がともにあるのは私の精神的負担を軽くして、
自分の気持ちを整理する余裕をつくってくれた気がします。
お互いが希望したので、いまも訪問してくださったビジターさんとは折々に連絡をとり、娘の成長を楽しみにしてくださっています。
そういうご縁をいただいたのも本当に感謝しています。血縁でなくても、わが子をかわいがってくれる人間関係というのは本当に宝です。
ホームスタート小金井は拠点は小金井市ですが、オファーがあれば八王子など近隣市にもきてくれます。
もし、いまちょっと人の力が欲しい、誰かうちまで来てほしい、と思ったとき力になってくれると思います。
お気軽に連絡してみてくださいね。
利用者の金銭負担は一切ありません。
以下ホームスタート小金井のURL
Jun