八王子おんぶ育児の会

八王子おんぶ育児の会は、2012年から八王子市内で活動をしている任意団体です。

10月度のおんぶの会を終えて

10月10日に行われたおんぶの会は、新規さん4組、おさらいさん10組の参加で、
ボランティアの方4名にもご協力いただきました。

(ふたごちゃんの非常時おんぶ抱っこ)
★まず始めに防災の話。
講師はこみかる・きっず相模原の長沢さん。
いざという時あわてないためにも、自宅での防災訓練をやってみることは
すごく重要だなと思いました。
普段の生活でやっていないことはいざという時にできないものですよね。
他にも、普段のバックにマスクを入れておいたり、ブレーカーに射光板をつけたり、
具体的に教えてもらえたこと、早速取り入れたいなと思いました。

★その後、 一枚布によるおんぶ抱っこの練習。
双子のお母さんが参加されたのですが、一人を抱っこ、もう一人をおんぶ!
抱っことおんぶ同時にするのを初めて見ました。
順番は、一人抱っこしてから二人目をおんぶ。重い子の方をおんぶで。
二人を抱っこおんぶしないとならない時に参考になりますね。

最後にシャツなどを使った緊急時のおんぶの仕方をいくつか紹介して会は終了。


★会の後は防災ピクニックへ。
クリエイトホールから20分ほどの公園まで歩きながら、街中の危険なところを
確認し、公園で非常食を食べてみようという企画。
私はベビーカーを押しながら歩いて行ったのですが、がれきや倒壊した壁が道を
塞いだりすることを考えると実際に避難する時にベビーカーは使えなそうです。

続いて非常食の試食・・・ですが、
「子どもが食べられないかも」とか「普段から非常食を準備していない」などで、
皆さんお弁当を持って来られてました。
そういう私もお弁当を持参。水を入れるだけで食べられるお米の非常食が自宅に
あったのに、「水を入れて60分待たないとならないなら、時間がない」と持って
行かなかったのですが、会の最中に水を入れて作っておけば良かったんですよね。
なので、長沢さんが持参した「アルファ米」を味見させてもらったりして、
非常食の話をいろいろ聞きました。
私も今度は家族で防災ピクニックをして、非常食を食べてみようと思います。

★いよいよ11/4はあんどうりすさんの防災講座を開催です。
この機会に防災の気になることを解決しておきましょう!

YOKO


最後に、会の中でお伝え忘れたことと、長沢さんより補足のお話がありましたので
お知らせ。

・お伝え忘れたことーこれからの季節の子連れで防寒について
子供服ジャンバーのファスナーと、ママのアウターファスナーが合えば
ママコートとして使えます。
子が成長すれば、もちろん切り離してアウターとして着せることができますのでオススメ。
同じブランドのものでもファスナーが合うものばかりではないので注意が必要です。
以下のサイトで詳しく紹介されておりますので、ご参考に。
http://onbucapital.wordpress.com/category/おんぶよもやま話/

・長沢さんより補足のお話
以下、長沢さんより
照明器具の防災対策について質問を受けたので、まとめてみました。
「照明器具の地震対策」。質問があったので調べてみました。
基本的に、蛍光灯自体は外れにくい構造になっているそうです。
それよりも照明器具ごと落ちることの方が可能性が高そうです。

家庭にある照明器具には、シーリングタイプと、吊り下げタイプがあります。
吊り下げタイプをシーリングタイプに買い替えることも地震対策にはなります。
吊り下げタイプの場合、
地震で家が揺れ、天井が揺れる。天井板は波を打つようにゆれる。
・釣下げ式の天井灯は左右に揺れる。大揺れになると天井に当たる。
・天井に当たった照明器具は崩落する。破片が目や首に当ると大変。
(図1番目のように危険)

なので、
(1)電灯の根元部分を透明な釣り糸を使って、三方向または四方向に天井に連結する。
(2)真鍮製のシャンデリアなどは同色の飾りチェーンを使って、同様に連結をする。
(3)電線コード部分をダクト・パイプ等で囲い、付け根をソケットで固めて固定する。
(図2番目のように)

一般の蛍光灯は、落ちて割れると粉々になって広く飛び散ります。
人の目や呼吸器に入る、食品への異物混入、精密機器(パソコン?)への悪影響などが心配されます。

飛散防止タイプの蛍光灯が発売されていますので、今使っている蛍光灯と取り替えることで安全対策をすることができます。
飛散防止タイプの蛍光灯は、表面を樹脂でコーティングして、落下して割れても破片や中の物が外に出てこないようになっています。

各ご家庭にあった対策をしてみてくださいね。
http://comicalkidssagami.blog48.fc2.com/blog-entry-2410.html

続いて、「非常持ち出し袋」についてです。

【子連れで、子どもに必要な袋を持ち、親に必要なものを持ったら、とてもじゃないけど一人では持てない】

そうなんです。その通りなんです。
でも自宅にいても危険だし、避難所に行こうと思ったときに、何を入れておいたらいいのでしょうか。

避難所に持って行くものは、『1次の備え 非常持ち出し品』になります。
家庭や勤務先……1日の多くを過ごす場所には「非常持ち出し品」を備えましょう!
とっさの時に、さっと持ち出して逃げられるコンパクトな1バック。
 ●被災の1日、命が安全なところに逃げる時にこれだけは持っていたい、という最低限の備え。
 ●合わせて頭・足元を守って逃げられる備えも。
 ●どこに置く?玄関・寝室……持ち出しやすいところに。車のトランクに予備を置くのも良い。

非常時に備える3ステップ。 まずは、1次から。 ついで、0次・2次も。

0次の備えとは、「非常持ち出し品」として備えるものの中から、携帯ができそうなものは、いつも使うバックや、ポケットに入れ、身につけておこうというもの。
お子さんの育児グッズを入れたママバッグはまさにコレなんですね。

2次の備えとは、非常時、ライフラインが途絶え、もしも助けの手が届かなかったとしても、何日間かは自給自足してしのげる物品を備蓄すること。
 ●キッチンや、押し入れ、ガレージ、物置などに、ケースにまとめ取り出しやすく、持ち運びしやすく。
 ●飲食など消耗品は、少なくとも3日間分〜備えたい。
 ●ライフラインが止まった家で、被災生活を過ごすことになるかもしれない時に、安心なセットを考えよう。

このチェックリストが、減災グッズチェックリストとして、紹介されています。
ダウンロードできますので、ぜひ見てみてください。
あなた自身、あなたの家庭、通勤・通学先の備えを検討できるようなリストになっています。
http://www.dri.ne.jp/wordpress/index.php/utility/utility_checklist
阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター(http://www.dri.ne.jp/)の「減災チェックリスト」】

このチェックリストを見て、普段から持ち歩くママバッグプラス、持って行きやすい形態の袋を考えてみるといいですね。
http://comicalkidssagami.blog48.fc2.com/blog-entry-2411.html