八王子おんぶ育児の会

八王子おんぶ育児の会は、2012年から八王子市内で活動をしている任意団体です。

『赤ちゃんにおむつはいらない』三砂ちづる著

今日は図書館で
おむつ
おんぶについての調べ物をしました!
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戦前の主婦の友を繰ってみると、「赤ちゃんにおむつをつけるのは悪い習慣です」、とか「おむつは二か月で取りましょう」とかいう記事をみつけることができる。赤ちゃんは本当はおむつを当てられるのはいやなのだが、おむつを使っていると、赤ちゃんはおむつで排泄するともに慣れてしまう。それは「悪い習慣である」とためらいもなく書いてある。
それぞれの赤ちゃんのパターンを習得するのに二か月くらいかかるとして、そこからはおむつはとれる、と書いてあるのである。

(中略)

「我が家には十二人も子どもがおりますが、たくさんのおむつを洗濯したことはありません。それはうちでは早いうちからおむつをとってしまうからです」
しかし、昭和も三十年代をすぎてくると、賢夫人のかわりに、小児科医や心理学者が登場するようになる。母親にアドバイスをするのは賢夫人ではなく、「専門家」になってゆく。
『赤ちゃんにおむつはいらない』三砂ちづる

昨日、読んでいた
『「幸せなお産」が日本を変える』吉村正著にも通じる部分を感じます。

出産、排泄という身近な自然から学ぶことがあり
それを、みすみす放棄することはない!と。

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研究の途上で気づいて、いまもよくわからないことの一つだが、紙おむつをつけていると、なぜか子どもの排尿間隔が短くなる。一回にためてたくさんおしっこをするのではなく、ちょろちょろ、だらだら、とおしっこをしてしまう。
おむつを使わず、赤ちゃんもおむつなし、ということで運営されている保育園の保育士さんによると、子どもは保育園でおむつなし育児をしているが、
週末は、自宅で家族と過ごすので、紙おむつで過ごしていることが多い。園にいるときは、おしっこの間隔が長く、一度にたくさん、じゃーっとおしっこできるのに、週末の紙おむつ生活から戻ると、月曜日には、ちょろちょろ頻繁に少しづつおしっこをしてしまって、
「ためていっぺんにおしっこを出す」ということができなくなっているそうである。もとの長い排尿間隔に戻るのは火曜日の午後くらいだという。
『赤ちゃんにおむつはいらない』

Miho