八王子おんぶ育児の会

八王子おんぶ育児の会は、2012年から八王子市内で活動をしている任意団体です。

「だっことおんぶの大勉強会」に参加してきました

5月末の出来事なので、もう2ヶ月前の話なのですが、「子育て支援者のためのだっことおんぶの大勉強会」に参加してきました。

私が参加したのは初めてでしたが、今回3回目となる会で、受付開始から3日間で満席になったとのこと!
お昼をはさんでの1日の勉強会だったので、長いかな〜と思っていたけど、参加してみると興味深い話が盛りだくさんで、出展企業のだっこ紐紹介や体験もあり、あっという間でした。

だっことおんぶの研究所理事長 園田正世さん、産婦人科医の村上麻里さん、理学療法士の谷口美土里さん、それぞれの立場からだっことおんぶについての歴史や母子関係の構築、発達への効果などのお話を聞くことができたのですが、特に印象に残ったところは、だっことおんぶのベネフィット。
 1.身体を育てる…しがみつく、バランス感覚を養う、相手のからだを通じて情報を得る
 2.「見る」ことで「真似」られる…真似ないと相手の意図を理解できない。
 3.母子のコミュニケーション
特に、高い位置でのおんぶは、二人が一つの対象を共に眺めることができるので、低い位置でのおんぶとは、背中にいるという同じ状態でも時間の使い方が違う、ということ。
あと、人に触れるとオキシトシンが出て安定すると言われているけど、人の次に布がそういう効果があると言われているということ。

だっことおんぶの母子の姿勢のことも注意点などいろいろ話がありましたが、姿勢がわからなくなったら、自分だったらどうかということで考えてみる。首が後ろに行ってたら辛いし、あんまり前でも苦しい…。でも、決まった答えはない、子供の様子を見ながら、というのも印象的でした。

一枚布でだっことおんぶができるのって、便利で楽!だけど、それだけじゃないんだなということを改めて感じた勉強会でした。

YOKO